足が不自由でも、決められた靴じゃいイヤ。可能な範囲で履きたいと
思える靴を履きたい。
靴オヤジは、足元から応援します。

足が不自由なAさん。長年、当店で靴型装具を作っていただいています。
いつもは、お仕事のスーツに合うような靴型で(つま先がシュッとしてる)作っていますが
今回は、休日に履けるような感じでのオーダーでした。
革色は濃茶で少し赤い、バーガンディ色のカーフ素材を使ってます。
Aさんは尖足で、つま先を擦りながら歩くのでいつも、靴底のつま先部が真っ先に
すり減るので、今回は MICHELIN(ミシュラン)製のゴム底を使いました。

MICHELINって世界的なタイヤメーカです。
料理のガイドもMICHELINです

がっちりグリップする靴底です。
杖を使っていても安心して歩けます。
靴底もゴムなので、材料の配合によって
硬さや、柔軟性、耐摩耗性に影響を受けます。
今回は耐摩耗性と見た目のゴツゴツ感でAさんには
ピッタリだなと思い、おすすめしました。

Aさんは 左右 脚の長さが違うので靴で
高さ調整します。
今回は、靴底でなくインソールで調整します。左足10mm高さ調整します。

靴型装具でも、履きたい、もっと歩きたい靴はできるんです。
当店は神戸市の補装具作成委託契約店です。
装具でお困りの方は、作成だけでなく、修理・調整もできますので
お気軽にご相談下さい。
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