脚長差の身体への影響と対策
- 文雄 富澤
- 7月25日
- 読了時間: 2分

身体への影響
脚長差は、体全体にさまざまな影響を及ぼす可能性がありますが、適切な診断と対策によって症状を軽減し、生活の質を向上させることが可能です。以下に脚長差がある場合の身体への影響を考えてみます
1. 姿勢の不均衡による影響
脚の長さに差があると、体のバランスを維持しようとして骨盤が傾いたり、背骨が側弯しやすくなります。この不均衡は、長期間にわたると姿勢のゆがみや慢性的な腰痛、肩こりの原因となることがあります。

2. 歩行への影響
脚長差があると歩行時に不自然な動きが生じ、片足に過度な負担がかかります。この結果、膝や股関節、足首へのストレスが増加し、関節痛や変形性関節症のリスクが高まることがあります。
3. 筋肉への負担
長さの違いを補おうとすることで、一方の脚や腰回りの筋肉が過剰に緊張し、筋肉疲労や痛みが発生することがあります。また、反対側の筋肉は逆に弱化し、筋力バランスの崩れを招きます。

4. 慢性疲労
体のバランスを取るために常に余分なエネルギーを使うため、慢性的な疲労感を感じやすくなることがあります。特に立ち仕事や長時間の移動では疲労が蓄積しやすくなります。
脚長差の対策
脚長差(脚の長さの違い)に対して靴でできる対策には、以下のような方法があります。
靴の中敷き(インソール)の使用
特別な補正インソールを使用することで、短い脚を補うことができます。足の長さや差に応じて高さを調整できるタイプもあります。
オーダーメイドの靴
専門の靴職人や整形外科専門店で、左右の高さを調整したオーダーメイドシューズを作ることが可能です。
ソールリフトの追加
靴の外側(アウトソール)にリフトを追加する方法です。短い脚側の靴底を厚くすることで、左右のバランスを取ることができます。

靴の高さを合わせる方法は以下のような方法があります。(補高加工)
1、足裏全体を補高加工する
つま先部分も含めて足裏全体の高さを調整します
靴底に補高加工しますので、靴の見た目が変わります。
足裏全体で補高するので負担が小さいです

2、ヒール部のみ補高加工する
足の踵部のみ補高加工します。
靴底での加工も可能ですが10m m以下だと靴中敷(インソール)のみで補高するので
靴の見た目に影響ありません
踵部を補高加工するのでヒール靴を履いている感覚になります(片足のみ)

お身体の状態に合わせて補高加工を選択しますのでご相談ください
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