朝、起きて一歩目が痛い。かかとの痛みと、中敷き(インソール)の話

朝、布団から出て床に足をついた瞬間、かかとにズキッと痛みが走る。
しばらく歩いていると少し楽になるのに、夕方になるとまた痛む。
長く座ったあとに立ち上がった数歩も、つらい。
こんな経験はありませんか。
足の裏では何が起きているのか
足の裏には、かかとから指の付け根まで、土踏まずを支える丈夫な膜が張っています。

歩くたびに、この膜が弓の弦のように伸び縮みして、衝撃を受け止めています。
ところが、寝ている間はこの膜がゆるんで縮んだ状態になっています。
朝、起きて体重をかけると、縮んでいた膜が一気に引き伸ばされる。
これが「朝の一歩目」の痛みの正体だと考えられています。

歩いているうちに膜がほぐれて楽になるのも、夕方に疲れがたまるとまた痛むのも、この膜への負担の積み重ねです。
この状態は、専門的には「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)、
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」と呼ばれます。
病院でこの名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
どんな人に多いのか
- 立ち仕事で、一日中立っていることが多い方
- ウォーキングやランニングを始めたばかりの方、急に量を増やした方
- 土踏まずが低め(扁平足ぎみ)の方、反対に高すぎる方
- 40代以降で、足裏のクッションが薄くなってきた方
心当たりが重なるほど、足裏の膜に負担が集中しやすくなります。
家でできること

- 朝、布団の中で足首をゆっくり回し、足の指を反らして足裏を伸ばしてから立つ
- お風呂上がりに、ふくらはぎをやさしく伸ばす
- 家の中では裸足で硬い床を歩く時間を減らす(室内履きを使う)
どれも「膜を急に引っ張らない」「負担をためない」ための工夫です。
中敷き(インソール)でできること
膜への負担は、足の形に合った中敷き(インソール)で支えることで、分散させることができます。
土踏まずを下から支えると、膜が引っ張られすぎるのを抑えられます。
当店では、トリッシャムという材料に足裏を踏み入れて一人ひとりの足型を取り、その型をデータ化して、足の形に合わせたオーダーインソールを作っています。
外の靴だけでなく、家の中でも使えるよう、インソールを入れて使えるオーダーのケアサンダルもご用意しています。家事は立ち仕事です。お家時間も、足を支える時間に変えられます。
こんな時は、まず医療機関へ

- 痛みが強く、歩くのがつらい日が続く
- かかとが腫れている、熱を持っている
- 休んでもよくならず、だんだん悪くなっている
こうした場合は、我慢せず整形外科を受診してください。
そのうえで「靴や中敷きで支えたい」という時は、当店にご相談ください。足の計測だけでも大丈夫です。
神戸市長田区六番町1-6-4/靴工房マルエ
電話 078-579-4188
営業時間:月〜金 10:00〜18:00、土日 10:00〜17:00
定休日:木曜日・第2水曜日








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